未来の自分への投資
〜健康的な加齢のための食事ガイド〜

科学的根拠に基づく食事指導

最新研究の知見

2025年に医学雑誌『Nature Medicine』で発表された大規模研究では、米国の10万人以上を30年間追跡調査した結果、健康的な食事パターンを続けることで「健康的な加齢」を達成する確率が最大2.24倍高くなることが明らかになりました。

健康的な加齢を達成できたのは全体のわずか9.3%
食事の質が最も高いグループは達成確率が86%アップ

🥗 積極的に摂りたい食品

果物

りんご、みかん、キウイ、ベリー類(いちご・ブルーベリー・ラズベリー)

野菜

ブロッコリー、トマト、にんじん、ピーマン、きのこ

葉物野菜

ほうれん草、小松菜、春菊

濃い黄色野菜

かぼちゃ、にんじん、パプリカ(黄)

全粒穀物

玄米、押し麦入りご飯、オートミール、全粒粉パン、そば(十割)

不飽和脂肪

菜種油、米油、アボカド、魚の脂

ポリ不飽和脂肪酸

サバ・イワシ・サンマ(n-3系)、クルミ、ひまわり油

オリーブオイル

エキストラバージンでサラダ・炒め物に

ナッツ類

アーモンド、クルミ、ピスタチオ、カシューナッツ(無塩)

豆類

大豆、納豆、豆腐、おから、レンズ豆、ひよこ豆、黒豆

低脂肪乳製品

無脂肪~低脂肪牛乳、プレーンヨーグルト、カッテージチーズ

サバ、イワシ、サンマ、サケ、マグロ、アジ

植物由来のたんぱく質

大豆製品、テンペ、エダマメ、豆ミート、全粒穀+豆の組合せ

⚠️ 摂取を控えるべき食品

赤身肉・加工肉:ソーセージ、ベーコン、ハム
超加工食品:スナック菓子、カップ麺、菓子パン
砂糖入り飲料:炭酸飲料、甘いフルーツジュース
トランス脂肪酸:マーガリン、ショートニング
高塩分食品:インスタント食品、加工食品

💡 明日から始める食事改善のコツ

1
「引き算」より「足し算」の発想で
いきなり食べ慣れたものを我慢するのは続きません。まずは推奨食品を「プラス」することから始めましょう。朝食にベリーを追加、昼食にナッツを一握り、夕食に魚料理を週2回など、好きなものを食べながら「体に良いもの」を増やしていくアプローチが継続のカギです。
2
「成分表示」を見る習慣づくり
超加工食品の多くは原材料名が長く、聞き慣れない添加物が多数記載されています。買い物の際に「原材料5つ以下」「知っている材料だけ」を選ぶ習慣をつけてみてください。これだけで食生活の質は大幅に改善されます。忙しい時の「お守り食品」として、冷凍野菜やナッツ、魚の缶詰を常備しておくのもおすすめです。
3
「75歳の自分」をイメージする食事選択
この研究データが示すのは、今の食事が30年後の体を作るということです。目の前の食事を選ぶ時に「75歳の私はこの選択を喜ぶかな?」と自問してみてください。毎食完璧を目指す必要はありません。1日の中で、1週間の中で、バランスを取りながら「未来の自分が感謝する食事」を心がけていきましょう。
さく内科クリニック
院長:総合内科専門医

科学的根拠に基づいた食事指導で、
あなたの健康的な未来をサポートします